2012/07/23

『さくら、咲きました。』 体験版 感想


『さくら、咲きました。』 体験版プレイしたのでその感想。

少なくとも「体験版としては」最高に近いですね。プレイしたひとはわかると思いますが、最後の引きがすごくうまい。体験版終わったところで「続きを読む(購入はココをクリック)」みたいなのが出てきたら衝動的にポチってしまう感じです。

さて、物語設定から書きますと、2238年、老化を止める技術が存在する世界でのお話です。この技術を適用した人間は「トコシエ」と呼ばれていまして、成長はするが老化はしない。成長しちゃらめぇ。なお、老化を止めるだけなので、出血多量とか病気とかでは死にます。病死も事故死も自殺も他殺も可能です。老衰だけがない。老化に伴う病気とかもないんでしょう。

そういや子づくりとかどうなってんですかね。ほっといたら当然増えまくって悲惨なことになると思うんですが。まだ技術が誕生してからそんなに時間が経ってないからそこまで問題になってないんでしょうか。

ちなみに、これは「技術」であって、しかも強制的に全ての人間に適用されるわけではなく、個人の権利として「トコシエ」になってもならなくてもいい、ということらしいです。ただ主人公とかヒロインとかは「トコシエ」です。まあなりますよね。老化が止まればハゲることも中年太りも加齢臭もないわけで、メリットの方が圧倒的に多い。多いんだよ!俺も「トコシエ」になりたいよ!まだ間に合う!(たぶん)。しかも、死にたくなったら自殺できるわけですし。

で、「トコシエ」である主人公たちは、永遠の命を与えられることで代わり映えのしない日常に飽きてしまうことを防ぐため、生きる活力を探求する「生活部」というのに入っていろいろ活動したりしてる、という設定。単に遊んでるだけですが。

正直な話、体験版前半の日常シーンはたいして面白くなかったです。ヒロインはまあかわいいんですが、並感があります。面白くなってきたのは、クラスメイトの妹の奏ちゃんが登場してからですねー。これがかわいい。まず見た目がちっちゃい。よくわからないんですが、「前期」「1年」らしいです。よくわからないなー(棒)。で、基本おどおどしてて、「…………ぇへ」とか言っちゃう。あと、奏ちゃんはスケッチブックを常備してるんですが、恥ずかしがってスケッチブックで顔を隠したりします。チラチラこっち見てきたりします。いじめたい……!

しかもこの娘ねー、ぜったいにエロい。他のヒロインがかなりあけっぴろげに下ネタとか言ったりするんですが、いちいちこっそり反応しやがる。興味津々らしい。写生大会を中学生変換すると射精大会になりますが、これってふつうは男子中学生が自力で発射するやつですよね。ところが奏ちゃんから妄想されるのは違います。具体的に言うと、俺のほうがおもむろにパンツを脱ぐと、奏ちゃんがチラチラ凝視しながらスケッチブックにおちんちんを写生してくれます。で、俺はそれに興奮してしゃせ(ry。ひょっとしたら、絵筆でなでてくれるかもしれませんが、この辺は親密度の問題ですね。いずれにせよおっかなびっくりなでてくれると思います。ちゃんと攻略ヒロインらしいです。エロゲって素晴らしいですね!

といった感じで奏ちゃんが登場してからはがぜんテンションがあがってプレイしてました。ただこの段階では他のヒロイン微妙だなーって思ってプレイしてたと思います。なんか奏ちゃん登場シーン少ないし。

ところが、微妙なヒロインsの評価が急上昇するイベントが突然発生します。「ガールズトーク about オナニー」、略してG☆T☆O!…すいません、俺ほんとこの手やつに弱いんですよね…。オナニーはですね女の子側の性欲の発露でありそれを見ることで俺は安心して性欲の対象として以下略。要するにこういうのを見ると全ヒロインいやらしい目で見てしまって攻略したくなるのであります(俺がエロいのが悪い)。しかも頻度は「多い・普通・少ない(自称:きっとほんとはいちばん多い)」と取り揃えているようでまったく用意がよろしい。ありがとうございます。

……結局、こんな感じで餌につられてるうちにけっこう衝撃的な体験版ラストまで行きました。詳細は書きませんが、「設定ぶっ壊してない?」感がありつつも、さくらというキャラの存在により、どうなるのか先が気になる引きになってます。あの終わり方とOPへの入り方は、すごく上手いっすね。

金があれば買います。最近エロゲやってないのは金がないからです。あれ?ボーナスって何だっけ…?

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結局買いました。本編感想はこちら
http://sagaslave.blogspot.jp/2012/08/blog-post_26.html