2012/07/01

ただの日記

今日はめずらしく歩きまわったりしてました。休日にあるまじき態度であると反省しております。休日ってのはベッドの上で寝たきりになっているのが正しいあり方であるというのに。まったく。

とはいえ、昨日少しやなことがあったのでふて寝して、結局今日の昼頃まで寝てたんですが…。起きた後は、熱い中溜まってたつまらない本を売りにいきまして、ラーメンとか食った後本屋を何軒か冷やかして、熱いし休憩するかってことで久々に漫画喫茶に入って二時間くらい休憩しました。

漫画喫茶いくと大抵は少女漫画コーナーに行って少女漫画のチェックをします。近所のブックオフとかのほうが安上がりなんですけど、俺は見た目がけっこうアレなんで、女性客に混じるのがきついんですよね…。そもそも立ち読みが苦手というのもあります。

漫画喫茶でまずは一巻、気になったのは三巻まで、みたいな感じでいろいろ読んでいったんですけど、今日いちばん良かったのは、『アオハライド』です。四巻がめっちゃ良かった。槙田さんの告白シーンがたまらん。槙田さんは主人公ではなくて、主人公である双葉の女友達なんですけど、主人公と同じ人(洸)を好きになってしまったという状況です。槙田さんは、いわゆるぶりっこキャラで女性に嫌われるタイプでして、双葉と友達になる前は、全く女友達がいなかった。だから、双葉のことは大好きで、でも双葉と同じひとを好きになってしまった。なお、これについては槙田さんと双葉の間ですでに話がついていて、お互い頑張ろう的な展開になっています。

ただ、時間が経つにつれ、お互い「フェアに」頑張った場合、双葉が絶対に勝ってしまうことが槙田さんには見えてしまった。だから、槙田さんは客観的に見れば(少なくとも主人公に共感して読んでいる人間から見れば)、ずるいと言ってもいい方法で洸に好かれてもらおうと「努力」するんですね。まあ可愛らしいずるさですが。自分だけ夏祭りで浴衣着たりとか。

でもやっぱり勝てそうにない。自分はこんなに「努力」してるのに。何で何の努力もしていない双葉ちゃんのほうが好かれるのか。そんな考えが頭に浮かびはじめた瞬間、自分のなかの醜い感情に気づいた瞬間、「自分が完全に醜くなる前に、綺麗な自分でいるうちに」洸に自分の気持ちを告白をする。

この「押し出される」感じがめっちゃ好き。女の子のなかでいろいろな感情が渦巻いて、それが漏れ出るような告白。煮込み過ぎてあと一歩で台無しになるような感情のスープ!ああ…。これだけ飲んで生きていきたい…。できれば壊れやすい容器(女の子)に入っているとなおよろしいのですが。槙田さん結構強いからなあ。

ひび割れた容器に入ってぐつぐつ煮こまれた女の子の感情のスープ。通常時は少しずつ漏れだしているのを舐め回して味わい、時々あふれ出すのをゴクゴクと飲み干す…。そういうのが大好物です(ひどい)。

アオハライド四巻、ゴクゴク飲めて実に良かったと思います。五巻でたら買おうかな。槙田さんフェードアウトっぽいのでどうしようかしら。

その後は何冊か本買って帰ってだらだらと読んでました。その辺の簡易感想も書いておきます。

まず、『女子高生店長のコンビニは楽しくない』。これは今日買った本ですね。評判だけは聞いていて気になってた一冊です。結論から言うと…全く楽しめませんでした。楽しめなかった理由ははっきりしていて、とにかく物語の登場人物であるこのコンビニの店員たちがまともに仕事をしないってのが気になってしまったんですよね。新人をまともに教育しないとか、バックヤードに店員以外を連れ込むとか。隠されたクレーマー体質の顕現か、社畜精神の発露かわかんないですけど、「ちゃんと仕事しろ」って思ってしまって全くもって集中できないまま終わってしまいました…。

あと読んだのはなぜかうちの床に落ちてた『日本の統治構造』とかいう本です。なんで買ったんだ…?と我ながら思いますが、けっこう面白かったです。前半の四章くらいまでは、自民党の体制が続いていた時代、国民から見えないところで何が行われているのかについて詳しく書いてあって、純粋に好奇心を満たしてくれます。後半は主張が混じっている感じでいまいちでしたけど。

今日はこんなところですかねー。あ、こんなエロゲウィークエンドを過ごしていることからもわかるように、今月はエロゲ新作買いませんでした。旧作は床に転がってるので、明日から地味にプレイしていこうかと思います。ではでは。