2018/08/09

若い子のスライドにケチつけててふと思ったこと。

スライド作るときの基本方針として「スライド(講演)は1方向で受け手が一時停止や巻き戻しができないので、引っかかりをゼロにする」というのがあります。もう少し具体的に言うと、そこまで開示された情報+聞き手の知識量においてすっと理解できない情報は出さない。

で、今回べつに良いスライドとはという話をしたいわけではなくて、この基本方針って「受け手は理解しようという態度で聞いてくれる」というのを前提にしてるなとふと思いまして。つまり基本的には善意のコミュニティ内でのコミュニケーションで、だから相手になるべく負荷をかけない方針になると。逆に、聞く気がないやつは相手にしないことになるわけですが。

たぶん聞く気がない相手を前提にしてたら、まず最初にするのはむしろ「引っかかり」をつくることで、広告に代表されるようなものに向かっていくんじゃないかしら。たまにスライド内で質問→答えみたいな流れを作る子がいるんですが(これ確か前話題になってたっけ)、これなんかは引っかかりを作りに行っているパターンで、そういう場所ではないよとコメントしたりします。

もうちょい書くことあるかと思ったけどあっさり終わったな。まあいいか。