さて簡単に。超有名ゲームなんで細かい話とかはどうでも良くて、俺はどういう風に読んで、どこが好きかというお話だけ書いときます。自分用のメモですな。
俺にとってこのゲームで最も重要なシーンは、ED前、全員を送還した太一が「生きている人、いますか?」と放送するシーンです。この言葉から始まる太一の放送については、「黒須ちゃん、寝る。」に至るまで読み手に対するメッセージとして受け取ることも可能です。例えば「生きてください」とか。ただ俺は、(正解が何かは知りませんが)そういう風には受け取らないみたいです。というかもしそんな風に受け取っていたとしたら、好きになるわけないですね。大きなお世話じゃ!っつー話で。
じゃあどう読んだのかというと。自分勝手に7人を利用して思い出を得て、傷つけ(き)たくないから送還して、いなくなったらいなくなったで繋がりたくて狂いそうになって、七香の言葉とともに心の平穏を得て、ようやくヒトらしき何かになれた太一が、それでもなお、無駄だとわかっていても、呼びかけざるを得なかった。その姿に、物語中の言葉を借りれば、「見返りを求めない」友情を感じたわけです。
まあそういうわけで、「寝る」で伝わる必要はないかなーとは思うものの、ここでの太一の言葉にも勝手に共感してたりするのでアレですね。「好きになる」ってのをやたら重視してたりしますし…。
簡単ですが、確認みたいなもんなのでこんなところで。
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ああそうだ。もうすでに言ってるので繰り返しになりますが、「届かない言葉にも意味があるんじゃないのかね」とかいうのに続けて言いたかったのは「届かないと知っていても言葉を発せずにはいられなかった姿に、見返りを求めない友情を感じたんじゃないの」です。どうやら何かに対するイヤミっぽいんだけど、もう忘れてしまった。もうだめだ…