2013/02/14

今日の妄想

バレンタインデーは妄想が捗っていいですね!理想のバレンタインデーについて一日中考えていたら以下のようなことになってしまったそうです。

***

いつも通りの道をゆっくり歩いて帰る。先週末に積もった雪は、少しでかい道なら溶けきっているが、除雪のないこの通りにはまだけっこう残っている。

溶けてぐしゃぐしゃになったところをわざわざ選んで歩き、雪が残っていて滑りそうなところでは少し気を張って足を運ぶ。雪道は好きではないが、歩くことに集中するのは嫌いではないかもしれない、なんて考えが浮かんだが、どうでもよすぎてすぐに消えた。

そんな感じでぼけーっと歩いていたら、うちの学校の女子が少し早足で俺を追い抜いていった。習性で顔を上げると、涼だった。なぜか俺に声もかけず、そのくせ歩く速度はしっかり落として、いつものように俺の少し前を歩いている。普段と違い、雪道を歩くときは涼のほうがどんくさい俺のペースに合わせてくれる。

「涼?」

「んー?」

「声くらいかけりゃいいのに。」

「あー確かに。」

会話はそこで途切れて、黙ったまま同じペースで歩く。こいつと一緒になったときは大抵そうだ。ただ、今回はなぜか沈黙の居心地が悪い。理由を探す意欲だけはあるんだけど、傍から見たら呆けているようにしか見えない顔をして、涼の足元を眺めていた。

……

突然距離が詰まり始めた。涼がペースを落としたらしい、と気付いて顔を上げると、約3mが消えて涼が俺の隣にいた。涼の頬が、寒さの中で浮いている。見惚れていたことを自覚して、自然さを装って俺も前を向く。そのとき、コートの右ポケットに異物を感じた。立ち止まって反射で手を伸ばす。何か入っている。取り出して、は?と思って涼を探した。涼は、いつもの距離だけ前に立って、盗み見たことしかない表情で俺を見ていた。

うまく声を返そうと考えているうちに、彼女が笑い、そして再び歩き始めた。とりあえずあいつに追いつこうと急いだら、かっこ悪くも滑ってコケた。涼はもうずっと前だ。そもそも俺のペースに合わせてくれなきゃ追いつけるわけねえよ、と独り言つ。涼が角を曲がった。右手で握っていたものの感触を忘れていたことに気づいた。溶けた雪がズボンの尻を濡らしていた。

2013/02/11

かよちんかわいいですね

気が向いたので雑記。

せっかくの連休なのに体調崩してろくに活動できてなかったのが悔やまれます。今回頭痛が酷かったので本読むのすらつらくて…。とは言えある程度気になってたものとかは見れたのでその辺について。

まずラブライブ!の4話と5話みました。3話まで見て止まってたんですけど、何個かおもしろい記事が上がってたのでじゃあ見てみるかーと思いまして。そういえば4話もバンダイチャンネルで見たんですけど、ニコニコだと無料だったようです。これから見るかたはお気をつけください。3話で止めてたのは、要するに好きなキャラがいなかったという話です。強いて言えばことりかなぁ、といったくらいで。普通にかわいい子がいっぱいではあるんだけれど、足し算じゃないですからねぇ…。

で、4話。かよちんがヤバい。卑屈系アイドルですよ。アイドルにずっと憧れてたんだけど自分なんかじゃ…とか言って迷ってるところを幼なじみの女の子(かよちんのことが大好き)とかよちんがちょっと好意を持ってる天才系ツンデレ(この一連の流れでかよちんに惚れる)に引っ張られてアイドルやってみようってなるまでが4話なんですが、素晴らしいですね。かよちんのうじうじ金時を大口開けて頬ばってキーンとなりたい。溶けたの啜りたいです。あの2人がかよちんを独占的にかまいたくなるのは当然ですな。

んで5話。まあなんだ。OPとかでも自然とかよちんを目で追っているのに気付いて、ああこれがドルオタが推しメンを見る目線なのか…などと変な感慨があったりしたそうです。かよちん出番少なくないですか。ひょっとして人気ないのかしら。俺が買い支えないと!

冷静に自制心を持って観ようと思います。好きなキャラできると一気に面白くなるなーというごく当たり前の結論です。おわり。

あとなんだっけ。エロゲー文化研究概論読んでます。だいたいは自制心を保ちつつたまに外れながらの昔語りですね。長老っぽい話し方で朗読CDでも作ったら売れるんじゃないかしら。売れないですね。まあ面白いです。今2000年代に入ったくらいのところ。この後続き読む予定です。

その他ちまちま東奔西走スクールライフADVやってます。大図書館やれよといった感じではありますが、白崎さんが典型的に苦手なタイプのヒロインなので…。でもオーガストはやりたい気分だったのではにはにでもやるかと。ちなみに茉理が好きです(わかりやすいなぁ)。しかし茉理が首かしげてる立ち絵はなんであんなにエロいんですかね…。